当院で行うことのできる検査
(症状によって検査の種類は異なってきます)
【矯正視力】
白内障や網膜の黄斑部の状態を見るための基本検査です。
小さなお子様には幼児用の視力検査機器を用意しております。
【屈折検査】
近視、遠視や乱視を診断します。成人用のレフラクトメーター及び3歳以下のお子様にも対応できるようにスポットビジョンスクリーナーという小児用レフラクトメーターを導入しました。なお、スポットビジョンスクリーナーは3歳児健診で弱視を発見する有効な装置であることが証明され、高崎市の3歳児健診でも2018年から使用されています。
【眼鏡のレンズ度数の検査】
【眼圧】
緑内障の診断などに使います。
【角膜内皮検査】
手術やレーザー前後の角膜の健康状態をみます。
【細隙燈顕微鏡検査】
結膜・角膜の病気や白内障がわかります。
当院ではCCDカメラを付けることで患者様に画像を使って説明しています。
【眼底検査】
眼の神経や網膜の病気がわかります。
【眼底カメラ】
網膜の病気を写真で残すことで、病気の経過を正確に知ることができます。当院では通常の眼底カメラに加え、デイトナという超広角眼底カメラを導入しています。通常のカメラでは眼底の中央部しか写りませんが、デイトナでは眼底周辺部まで同時に撮影することができ、病気の見逃しを減らすことができます。また、自発蛍光という特殊な検査も可能です。
【蛍光眼底造影検査】
糖尿病網膜症などの網膜の病気をミクロのレベルで診断できます。
【光干渉断層計】
網膜や脈絡膜の状態を断面で観察できる眼底3次元画像解析装置です。網膜のむくみや加齢黄斑変性を正確に診断できる新しい器械です。また、緑内障の診断や進行度の判定にも有効で、緑内障で特異的に薄くなる網膜の一部の層を検出できます。さらに、当院の光干渉断層計は血管だけを観察することも可能で(OCT angiography)、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性の診断にきわめて有効です。
【ゴールドマン視野検査】
緑内障や脳の病気を診断します。
【ハンフリー視野検査】
コンピュータを使った視野の検査で、緑内障の早期発見や緑内障の経過観察ができます。
【ヘスチャート】
眼の動きの異常をみる検査です。
【シノプト】
斜視や弱視の検査ができます。
【ヘルテル眼球突出度】
甲状腺機能亢進症の診断に役立ちます。
【角膜形状解析】
角膜の形状をコンピューターで解析する装置で、乱視の原因を調べたり、円錐角膜を診断したり、オルソケラトロジー後の角膜の状態を診断するのに使います。
【IOLマスター】
レーザーを使って眼の長さ(眼軸)をはかる装置で、白内障手術時に使用する人工レンズの正確な度数を決めるための装置です。また、眼に接触しないため小児でも眼軸をはかることができ、将来的には近視治療の経過観察に利用できる可能性があります。